要求: 2007年9月アーカイブ
問題はしばしば、明確化に対する組織の恐怖に根ざしている。顧客は明確な要求定義を文書化すると、文書化した要件を満たすシステムが現実の必要を満たさなくなる場合、変更を発案した責任を負わなければならなくなる。開発者のほうは明確な要件を文書化すると、それを満たす説明責任を負わなければならなくなる。コストとスケジュールの見積りが不正確だとわかってしまうと、自らをリスクにさらす可能性がある。したがって。顧客と開発者は正反対の動機で動いているにしても、暗黙のうちに共謀して、「成熟度モデル」の要件管理慣行の履行を阻止しかねない。
「ワインバーグのシステム変革法」
要件を収集すときに最も困難なのは、ユーザの要望を記録する作業ではない。ユーザーが自らの漠然とした要望を明確に認識できるように手助けする探索的な開発作業こそが困難なのである。
「ソフトウェア プロジェクト サバイバル ガイド」

