スモールビジネス マネジメント
スモールビジネス マネジメント
大企業なんかに負けないための超実践的ガイドブック
翔泳社(2001)
ビジネス
デブラ・クーンツ・トラベルソ
★★★★★
スランプになると読み返す本があります。デブラ・クーンツ・トラベルソの「スモールビジネス マネジメント」(翔泳社)です。
スモールビジネスが大企業と渡り合うための、細部にこだわった、いくらか裏技的な内容の本です。
会社名(屋号)の決め方から、立地条件、パートナーの選び方、人脈の作り方から電話のかけ方まで多岐にわたります。
例えば電話については、
「こと電話と周辺機器、それにまつわるサービスに関しては、お金に糸目をつけてはならない。できる限りベストの(そして、一般的にいって最も高価な)システムやサービスを手に入れよう。」と、言い、
大企業と渡り合うための裏技的なものが多いのですが、例えば一人しかいなくても総合受付のメッセージを作る(総合受付は1のボタンを、担当者がお分かりの場合には担当者氏名の最初の文字を押してください)、とかバックグランドにオフィスの効果音を流すとか・・・、といった具合です。
ただしビジネス内容については、読者がユニークなサービス・商品を持っていることが前提となっていて著者は教えてくれません。ただしニッチを見つけるヒントはくれます。
全て著者と知人の経験に基づいたもので理論的なものではありません。ちりばめられた経験談は日本とは事情が違うかもしれませんが、説得力があり、元気付けられるものばかりです。
何回読んでも得るところがあり、読むたびに初心に帰らされる本です。私はSOHOを始める人に1冊だけ勧めるとしたら、この本を薦めます。
最後にデブラはこう言って締めくくります。
「でっかい相手をぶっ飛ばそうとするあなたの努力に幸いあれ。」

