セクシープロジェクトで差をつけろ!
セクシープロジェクトで差をつけろ!
つまらない仕事を、ものすごいプロジェクトに変える50項目
TBSブリタニカ(2000)
ビジネス
トム・ピーターズ
★★★★★
トム・ピーターズのシリーズ第2弾。原題は「全ての仕事を、すごいプロジェクトに変える50の方法!」。
・人事部長は、社員を一人前のプロに育て上げる責任がある。その責任をまっとうするならば、その人事部長は、デンバー・ブロンコスのQB、ジョン・エルウェイよりもカッコいい。
・シリコンバレーはなぜ、ここまで栄えたのか。それは、シリコンバレーにシラケ鳥は飛んでいないからだ。多くの「従業員」が、使命感に燃え、自分が作る製品を心から愛し、世界を変えるプロジェクトに夢中になっているからだ(決してストックオプションのためではない)。
・「すごい」という言葉自体にすごいパワーがある。、「しかし、この程度のすごさでいいんだろうか」「どんなことをやれば”すごい”といってもらえますか」
・フォーチュン誌のアンケート調査の結果、リスクを最小限に抑え、命令系統を尊重し、上司の顔色をうかがい、予算を重視するするのが、尊敬されない企業に共通した特徴だという。
・小さな問題はない。背後に大きな問題が隠れている。例えば残業規定の改訂の仕事は企業文化を変えるという大きな仕事の第一歩である。
・小さなプロジェクトにも企業のDNAが組み込まれている。ビッグ・プロジェクトのほうが成功する確率は低い。小さなプロジェクトなら、警報を鳴らすことなく、大きな改革を進めやすい。
・成功するものは、つまらない仕事に目を輝かせる。つまらない仕事は、かなり自由がきくからだ。誰も気にしない。誰も見ていない。だから、やりたいことができる。自分で直接、手を下せる。間違いを犯せる。危険を冒せる。そして、奇跡を起こせる!
・「権限のない人」は、自分にそんな「自由」は与えられていないと嘆く。これは、自分は「能なし」だといっているに等しい。「自由」はいつもそこにある。ほとんどの人がそれを使おうとしないだけなのだ。
・飢えていると、創造力が研ぎ澄まされる。贅沢が許されないと、大事なことだけに力を集中できる。お金があると、動きが鈍くなり、昼食の時間が長くなり、現場に足を運ばなくなる。
・『プロジェクト管理のエクセレンス』という本を読んでいると、あくびが出てくる。プロジェクト管理とは、これほど眠くなるものなのか。私は、プロジェクト管理とは、胸がどきどきわくわくし、鳥肌が立ち、髪が逆立ち、血が騒ぐ、カッコいいものだと思っている。
・プロジェクトの実行段階では、「試作に狂う」ことほどカッコいいことはない。テスト→フィードバック→修正のサイクルが目が回るほど速く回転していくのが、すごいプロジェクトなのだ。
・「成功にも失敗にも等しく報いる。罰するのは怠慢だけだ」---デービッド・ケリー
・「構えて撃ってから狙え」---ロス・ペロー
・CNNやロッキードで採用された「会議は最長15分ルール」は超おすすめ。15分しかなければ15分で話し合ってしまうもの。
・電光石火の試作は電光石火の失敗を生む。電光石火の失敗は、電光石火の修正をもたらし、電光石火の修正は電光石火の成功をもたらす。大企業のほとんどに、電光石火の失敗も修正も成功もない。

