成功の9ステップ
ジェームス・スキナー
幻冬舎(2004)
以前に購入してあったのですが、偶然に導かれて、読み始めました。まだ半分ですが、シンクロニシティを感じます。
世の中に数多くある、自己啓発本ですが、実例・引用が多く読みやすいことと、コーチとしてのスキナー氏の手腕に舌を巻き、内容にも深く共感するというお勧めの本です。
この中で、五日市剛氏の本で述べられていた、口から発する言葉の重要さと、聖書からの引用が、この本でも述べられていて、偶然読み始めた、この本にシンクロニシティを感じました。
また、ワインバーグの言っていた、「重要なのは、出来事ではなく、それに対する反応」と同じことを語っている記述もありました。
スキナー氏の言う、9ステップとは、まず、パーソナルパワーとして、「決断(心を決める)」「学習(成功者のパターンを学ぶ)」「健康(無限健康を手に入れる)」「感情(自分の感情をコントロールする)」で、プロセスとして、「目的(望む結果を明確にする)」「計画(時間を管理する)」「行動(思い切った行動をとる)」「改善(アプローチを改善させる)」、そして最後に、「リーダーシップ(ほかの人を自分の夢に参加させる)」です。
「健康」に関する記述では、スキナー氏の食事やフィットネスに関する豊富な知識に驚かされますし、ほかの記述でもそうですが、すぐにでも実践できる事柄が、数多くあります。
それでは、読んでいて、気になったところを抜粋します。
「私たちが直面する重要な問題は、それを作ったときと同じ考え方のレベルで解決することはできない」(アインシュタイン)
「行動で作った問題を言葉で解決することはできない」(コヴィー)
「もしあなたが十分に大きな『なぜ』を持っていれば、『どのように』というプロセスはどんなに難しいものであっても耐えることができる」(フランクル)
「偉大な力を身につける日まで出発を引き延ばすな。動かないことはあなたをさらに弱めるからである。明確に見えるようになるときまで、始めることを引き延ばすな。光に向かって歩まなければならないからである。この第一歩を踏み出す力があるか。必要性一目瞭然のこの小さな行いを実行する勇気があるか。この第一歩を踏み出し、その行いを実行せよ。その努力を達成することで、あなたの力は尽きることなく倍増されることに驚くことだろう。そして次に実行すべきことが明確に見えるようになるのである」(ベニエー)
自分の連想をコントロールすることで、人生をコントロールできる。そして、自分の連想をコントロールしなければ、必ずほかの誰かがそれをコントロールしようとするだろう。
何年も前のことになるが、ハーバード大学で『子供が自分の両親よりも経済的に裕福になるとき、その原因は何か』という題で調査が行われた。非常に多くの要素が検証されたが、統計的に高い相関関係を持つ要因はひとつしか浮かび上がってこなかった。それは、「何かの意思決定をするときに、どのくらいの期間を考慮に入れるか」ということだった。
つまり、長期的な視野に立ち、将来の報いを得るために、即座の満足を後回しにする道を選んでいる人は、経済的により豊かになるということだった。
運命を決定づけるものは、私たちの身に起こる出来事ではなく、その出来事に対する解釈であり、私たちが行う選択である。
「間違った決断は、最後まで下されない決断に優る」(トレーシー)
「行動を起こさずに、意志決定の場を去ってはならない」(ロビンズ)
学習とは基本的に「既知」と「未知」をつなげることである。
これに対して、効率の悪い教師は、「未知」と「未知」を結び付けようとする悪い癖がある。
「優れた経営者は問題を飢え死にさせて、機会に餌を与える」(ドラッカー)


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