実らない恋
朝、フーちゃんが外へ出るのを待っている、クロちゃん。
フーちゃんが避妊されているのを知らずに、にゃあにゃあと言い寄ってきます。
寒い季節になると現れる、もう3年目のクロちゃんです。
朝、いつも待っているわけではなく、いないときは少し心配になります。
缶詰は少し食べますが、ドライのフードをあげてもほとんど食べません。
フーちゃんはというと迷惑がっている様子で、外でクロちゃんが待っていると、出ようとしないことがあります。
クロちゃんを見ていると、23年前、アルゼンチンで、借家の庭に捨てられていた、足に障害を持った黒猫を思い出します。
帰国するときに、隣家のアルゼンチンの方に預かってもらいましたが、私によくなついていて、不自由な足で私の後を追いかけてきました。
寒い夜は、クロちゃんがどこで過ごしているのか、心が痛みます。心なしか最近は鳴き声が小さくなっているように思います。


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