猫語の教科書
ポール・ギャリコ
スザンヌ・サース(写真)
灰島かり 訳
筑摩書房
ポール・ギャリコのもとに届けられた暗号のような原稿は猫によってタイプされた猫のための教科書でした。
ツィツァの写真もかわいらしく、巻末には大島弓子のあとがきマンガも収録。
猫好き共感度120%。
「おなかを上にして、彼の腕に抱かれてごらんなさい。彼がウットリと夢心地になるのがわかるはず。ひざの上でもどこでも、彼の体の上で丸まって眠ってしまうと、彼は猫を起こしてはいけないと、何時間でも同じかっこうを保ったあげく、おしまいにはシビれて動けなくなってしまうでしょう。」
「人間の家を支配するためには、自分の魅力をどう人間にアピールすべきか、知っていなくてはなりません。表情、姿勢、しぐさ、顔や体の動き、全部を使って、自分の魅力を輝かせるの。だって猫はどんなときでも、妖艶でしとやかで、謎と魅惑に満ち、セクシーで官能的で、快活で愛敬あふれ、おもしろくて人好きがして、愛の魔法で心かきみだし、心をそそり心を満たす、ほれぼれとかわいらしい存在であり続けなくてはならないんですから。」


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