Come Down in Time

今日のこの1曲は、Elton Johnの"Come Down in Time"(「遅れないでいらっしゃい」)。Tumbleweed Connectionの中の1曲です。
Elton Johnの2nd アルバム"Elton John"は高校生の私が始めて買ったLPでした。当時BS&T等のブラスロックやバカラック、ウェッブが好きだった私は、Elton Johnでシンガーソングライターの洗礼を受けたのでした。
ラジオから流れてきた"Your Song"はそれまでのロック、ポップスのように華やかではなったけれど、また最初は歌詞の内容もよくわからなかったけれど(歌詞も感動的です。)、また展開もドラマチックではないけれど、何故か聞いていて、涙が出てきました。
このころのElton Johnは(2,3,4枚目のアルバムのころ)、Paul Buckmasterという天才的なアレンジャーの助けもあって、最も素晴らしい作品を残していました。
アルバムの出来では2ndの"Elton John"か4thの"Madman Accross the Water"が最高でしょうが、どれか1曲と言われたら、"Come Down in Time"をあげます。スティングがカバーしたくなるのも当然です。
静かなハープの音から始まって、オーボエ、ストリングスが重なります。感情を抑えたElton Johnの声は御伽噺を朗読しているかのようです。
私はこの曲を聴くと、ルソーの絵画、「カーニヴァルの夕べ」を思い起こします。月明かりの中、さびしい道を男女がどこかへ向かっています。"Come Down in Time"はまさに月明かりの中のルソーの絵画のようです。



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